Departure on a fine day

徒然なるままに(日記)

JGC修行記③~南国第1弾(3/17)~

昨日(3/16)の続きです。

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祇園駅から徒歩8分くらいのところにある、デラックスキャビンのカプセルホテルにて起床。前の晩はなぜか有吉反省会を観てしまって若干夜更かし気味…

福岡空港駅に朝6:20頃到着。今日は同じ区間を何往復もするフライトがないため、理論上はWalletの搭乗券でいけるはずなのですが、昨日のことがあったので一応自動チェックイン機に寄ってチェックイン。ちなみに、自動チェックイン機では最大3区間までしかチェックインできないそうで、福岡→奄美→徳之島→沖永良部までチェックインしておきました。

それではフライトへ!(※○囲み数字は昨日からの通算)

⑨JL3681 福岡(7:00)→奄美大島(8:15)

荷物積み込みが遅れた?という理由で、出発が30分近く遅れました。機内ではほぼ寝ていたため、あっという間に奄美大島到着。到着後、「徳之島へ行かれる方はこちら」と案内していたお姉さんがいましたが、朝ご飯を買いたかったのでいったん外へ。空港は思ったよりはこじんまりしていて、しかも朝早かったこともあり朝ご飯っぽいものが売っていませんでした…。そこまで余裕もなかったので、あきらめて保安検査へ。搭乗口近くの売店に、サンドウィッチが売っていたのでそれを朝ご飯としていただきました。明らかに、今お会計してくれたおばちゃんがその場で作っている感じでしたが、おいしかったです!

⑩JC3841 奄美大島(9:05)→徳之島(9:35)

このフライトから、ホッピングツアー感が強くなってきました。離陸後すぐ着陸するためか高度が低く、島の形や様子が窓から見えて、非日常感を味わえてとても楽しい。きっとヘリの遊覧ってこんな感じなのかな…というイメージでした。

徳之島では「わっきゃが島かち またもーちたぼりよ」という看板を見つけましたが、全くもって意味がわかりませんでした。奥さんのご両親が鹿児島出身なので試しに聞いてみましたが、島の言葉はわからない、とのこと。島には独自の文化が根付いているようです。ちなみに「私達の島にまたいらしてくださいね」という意味だそうです。

沖永良部以降のチェックインがまだだったので、それ以降のチェックインをお願いすることに。最大4区間までしかできないとのことで、⑬~⑯のチェックインを済ませました。

⑪JC3711 徳之島(10:05)→沖永良部(10:35)

徳之島を飛び立って、ほんの一瞬で到着。なぜかわかりませんが、15分以上早く沖永良部に到着。沖永良部空港の近くをちょっとだけ歩いてみましたが…まずは暑い!

大阪から来たのでがっつりコートを着ていたのですが、もはやそんなものを着ている人は誰もいません。笑

そして、花粉が飛んでいない!

後からJTAJAL系列の沖縄の会社)の機内誌で知ったのですが、沖縄をはじめとする地方ではスギやヒノキがほとんどなく、花粉がないことから「避粉地」と呼ばれているそうです。笑

天気もとてもよく、澄み渡った青空と南国らしい畑、そして向こうに見える海と水平線。本当に、旅の楽しさを実感できるいい時間を過ごせました。飛行機ばっかり乗ってるのかな、と思っていましたが、散策してみてよかったです。

⑫JC3716 沖永良部(11:05)→那覇(11:50)

ここから便の番号が偶数になります。沖永良部は鹿児島県、那覇沖縄県ですが、本拠地が那覇の扱いなのでしょうか。だいたいは東京とか大阪とかの主要都市から出ていく方が下り(奇数)番号になりますからね。

さて、今回2日間を通して一番乗り継ぎ時間が短いのが⑫→⑬の20分なんです。那覇空港は結構大きい空港なので、乗り継ぎ時間心配だなぁ、と思っていました。でもJALのHPでは「国内線から国内線は(羽田以外は)20分以上」というルールだったので、きっとまた昨日の伊丹ばりにダッシュなのかな…と思っていたところ、なんとスポットに入らず到着ゲートまでバスで行くとのこと。到着ゲートに連れていかれると、再び保安検査からやり直しなので、結構マズいぞ…と不安になりながら降機してみると…

「石垣へご出発の○○さま~」

とお姉さんがおっしゃっているではないですか。まさに僕のことでした。名乗り出てみると、降機した搭乗客がみんな乗り込むバスの奥にもう1台バスが。僕と案内のお姉さんが乗り込むと、すぐにバスが発車しました。…そう、乗り継ぎのため貸し切り状態になってしまいました。

バスは、保安検査通過後のエリアへ連れて行ってくれました。お姉さんにお礼を伝えて石垣行の搭乗口へ急ぎます。

⑬JTA609 那覇(12:10)→石垣(13:15)

JALのHP記載によると、JTARAC琉球エアコミューター)の2レターコードは「NU」だそうです。わかりにくいので、JTARACで表記します。この機材はクラスJがついていたので、試しに利用してみましたがJAL便のものと同一です。ただ、内装はきれいなブルーを基調とした照明など、随所に「沖縄感」が出ていました。

石垣到着後、空港内で八重山そばブルーシールのアイスを食べました。グルメも満喫できてよかった!

⑭RAC834 石垣(14:30)→宮古(15:00)

宮古空港は地上に降機するタイプでした。そのまま誘導に従い一度到着ロビーに出てしまうと、再び保安検査からなのですが、お姉さんに「多良間乗り継ぎ」を告げると、搭乗ゲートから搭乗場所へ行く橋を逆走する形で搭乗ゲートへご案内いただきました。

⑮RAC897 宮古(15:25)→多良間(15:50)

部活の試合帰り?と思しき中学生が登場していました。島の大事な足になっていることを実感しました。

多良間空港は本当にこじんまりした空港で、保安検査係員と搭乗する人が知り合いみたいな感じでした。のんびりしてていいですね~

お土産に島特産の黒糖を買って、再び宮古へ。

⑯RAC898 多良間(16:20)→宮古(16:40)

宮古でお土産を物色。お土産屋さんも多く、A&Wもあります。石垣と比べてそんなに大きな空港ではないものの沖縄感を満喫できます。

宮古空港には自動チェックイン機があったので、⑰、⑱のチェックインを。これで、今回のチェックインはすべて終わりです。

⑰JTA566 宮古(17:55)→那覇(18:40)

那覇空港では25番ゲートに降り立ちました。次の中部行はどこだろう…とレシート(保安検査場で出てくるやつ。ちなみにチェックインが複数便済んでいる場合、済んでいる便のレシートが全部出てくるのでかなり長いです)を見てみると「25」とある…

つまり、機材としては⑰と⑱は一緒みたいです。なるほど…

というわけで、最後の便へ。ちなみに、関西在住なのに最後の便が中部行なのは、単純に石垣→関西の最終便が満席・キャンセル待ちで取れなかったため。本来なら⑰が宮古→石垣、⑱が石垣→関西のはずだったのですが…

⑱JTA046 那覇(19:20)→名古屋/中部(21:25)

機内では別料金ながら「泡盛スパークリング」なるものを販売していたので、思わず注文してしまいました。500円でおつまみもセットについてくるので、割とお買い得!

那覇出発が10分くらい遅れたのですが、僕は中部国際空港駅を21:37のミュースカイに乗りたかったので、できれば早くついてほしいな~、無理なら家に帰る時間が30分くらい遅くなるなー、と妄想していたら、結局中部国際空港には定刻に到着。

これでミュースカイはいけるな、と思っていたら、到着ゲートがめちゃくちゃ遠いところで、かなり時間がかかりそう。気合でダッシュして、なんとか21:37のミュースカイに滑り込みました。しかし、最初から最後までダッシュだったなぁ~、と妄想しながら、名古屋から新幹線で帰路につきました…。

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JGC修行する方へ、ちょっとしたお役立ち情報】

空港には、

(A)到着時、スポットから搭乗ゲートを通って出口へ進む空港

(B)到着時、スポットから搭乗ゲートを通らないで(専用通路で)出口へ進む空港

(C)到着時、一旦地上へ降りてそのまま徒歩で出口へ進む空港

の3通りがあります。

回数修行をする際は、乗り継ぎ時間が僕のように短い場合が多々あると思います。すると、例えば(B)タイプの空港でまともに出口へ出てしまうと、再び保安検査を通って搭乗口に行くのに大幅なロスが発生します。逆に(A)タイプであれば、搭乗ゲートを通るのでそこでストップ(出口へ進まない)しておけば、保安検査を通らないで再び搭乗できます(ただしチェックインは必要なので、事前に別空港で済ますか搭乗ゲートの係員に声をかけてチェックイン捜査をしてもらう)。

(B)タイプの空港でも場合によっては、「○○へ乗り継ぎのお客様~」とお姉さんが声をかけてくれて、お姉さんが秘密の通路を開けて(というか搭乗する際のルートへのドアを開けて搭乗ゲートへの道のりを逆走させてくれて)くれるのですが、お姉さんがいなかったら…という不安はつきもの。実際、僕も初日の福岡はちょっと焦りました。なお、たとえ(A)の空港でもバスでゲートに案内される場合は出口へ直接行く場合(つまり取り扱いとしては(B)に近い)がほとんどです(全部の空港でバスに乗ったわけではないのでわかりませんが…)。

また(C)は離島の小さな空港などで、(B)の取り扱いが事実上不可能(必ず一度出口へ出て、再び保安検査になる空港)な場所です。ただ、規模が大きくないので「保安検査が間に合わなかったらどうしよう…」と焦ることはありません。

というわけで、今回僕が訪れた空港を中心に、それぞれがどのタイプの空港なのかメモしておきますので、参考になさってください。

(A):宮崎、那覇、羽田(T1)、伊丹、中部(たぶん)

(B):福岡、奄美大島、石垣、宮古

(C):徳之島、沖永良部、多良間

こんな感じです。(B)で乗り継ぎ&バスに案内された場合の乗り継ぎにはご注意を!