Departure on a fine day

徒然なるままに(日記)

JGC修行記②~シンガポール放浪記(3/10・11)~

前半(3/9)の続き

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JBへ行きます。

…JBとは、ジョホールバルのことです。日本人には割と知られた地名、マレーシアの最南端にあり、シンガポールと国境を接する街です。

シンガポール自体は東京23区と同じくらいの面積しかないそうです。つまり、隣国マレーシアまですぐそこ。

パスポートのスタンプを増やしたい、という非常に不純な(?)動機だけで、とりあえず行ってみることに。

朝からMRTに乗ってブギス駅へ。ブギスのA出口から歩いて10分かからない場所に、シンガポールジョホールエキスプレスなる文字が。

このターミナル(Queen St.)からJBに行く方法はほかのブログなどでも多数出てくるので、詳細はそちらへ譲ります。

超・簡単に言うと、CWとSJEの2つのバス会社が運行しています。どっちでもいいのですが、後述のような違いがあります。

というわけで僕も並んでみましたが、みんなCWの列に並んでいてSJEに並んでいる人がマイノリティー状態。よくわからんけど、このまま並んでても遅くなるなぁという決断でSJEの方へ鞍替え。するとお金払ったらすぐに乗れて安心。なおCWは路線バスの延長みたいな感じですかSJEは観光バス仕様なので、定員になったら締め切ります。

運賃は行きが3.5SGD、帰りは3.5RMBと聞いていたのでそれを見越して駅でez-linkに10ドルトップアップしたのに、まさかの使えませんと言われました。仕方なく、現金で支払い。まぁ現金使う場面もあまりなさそうだからいいか…

バスは9時過ぎに発車。うわさの3/4ルールの看板(3/4以上ガソリンを入れていない車が出国しようとしたら罰金)もありました。シンガポールは罰金のグッズ作ったら売れそうだけどな。笑

woodlandsのチェックポイントには9:30過ぎに着きました。ここでみんなが一斉に出国審査へ向けてダッシュ。僕も負けじと頑張ったら…以外と他国旅券(ALL PASSPORT)の方が空いていました。

なぜか出国カードが回収されず???ですが、とりあえずサクッと終わって、バス乗り場へ降りると目の前で行ってしまった…次まで15分程度待つ。ここでロス発生。結局10時前にチェックポイントを発車。すぐに川を渡ります。川の向こうはマレーシア、不思議です。

…とか言ってる場合じゃない。渋滞がひどいです。バスは優先レーン的な感じなのかまだマシだが、一般車はかなり…。途中優先レーンがなくなるところもあり、橋をわたるだけで15分くらいかかりJB側に到着。外から見ているとJBもびっくりするくらい都市化が進んでいる…!

そしてここの入国審査がビックリするくらい並ぶ。結局なんやかんやで40分くらい?桃園の一番やばかった時と同じか、それ以上か…これはかなり堪えました…。入国審査官に、マレーシアは初めて?とだけ聞かれて、無事通過。結局、朝ホテルを出てから2.5時間かけて隣町のジョホール・バルへ。

市内観光とかは特に予定しておらず、隣接のシティ・スクエアだけサクッと見て、ご飯だけ食べて帰ろうかという計画だったので、その通りに。てかもっと時間かかっても大丈夫なように余裕を取っていたので…という感じ。

全フロア概ね見て回った結果、マレーシアらしいものが何かよくわからなかった(スーパーは日本や韓国、アメリカやイギリスのお菓子中心)し、スーパーでお菓子買おうとしたらカード決済には額が足りないと言われて結局買わなかったので、お土産なし!笑

リンギットに交換するのはなんとなく手数料もったいない気がしたのでやめた…がこれが後で大誤算に。

さてトイレで踏ん張ってからバスに…と思ったら、マレーシアのトイレめっちゃ汚い。和式的な?おまけになんかホースとかついてました…

後から調べたところ、日本の和式と逆向きにして、その後ホースで流すらしい…シンガポールの軒並みきれいなトイレとえらい違い…。というわけで、トイレは緊急性がなかったので、諦めて出国審査を受けることに。なぜか名を名乗れと言われて???となりながら名乗って、そのまま通過。バスに向かう。

事前の調査で、SJEはカードが使えない、CWとSBSは使えるとあり、またSBSは市街地各駅に停車するため、帰りはCWにしようと決めて並んで、いざ乗り込むとなぜかカードが使えない。運転手にリンギットで支払いを求められたが先述の通り持っていない。おそらくQueen St.まで3.5SGDなので、背に腹は変えられぬ、と5SGD札を出してこれで勘弁してくれと交渉したら、渋々乗せてくれた。

…が、発行された紙を見てみると、行き先がクランジ駅(Queen St.よりだいぶ手前、しかもCW1に乗らないといけない)になっている。運賃は1.5RMBとあるので、30円ちょっとの運賃に対して400円くらい払ったことに…なかなかあくどい。というわけで、RMBを持っておくべきでした。まぁ両替手数料がいらなかったのでおあいこということで。

混雑もあまりなく、シンガポール再入国。CW1のバスでクランジ駅に着いたらMRTに乗ってシティーホール駅へ。結局帰りは13時過ぎにイミグレに入って、15時くらいにシティーホール駅へ着きました。

<Ez-linkに関するおさらい>

SJEは往路(おそらく復路も)Ez-link使用不可

CWは往路おそらく使用可(ただし試してはいない)、復路は不可

※往路がSIN→JB、復路がJB→SIN

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その後はベタに観光。

①St.アンドリュース教会、②サルタン・モスク(いずれも中には入れず…)、③マリーナベイサンズの屋上、④ライトアップ(マリーナベイサンズ近く)、というルートで観光しました。

…が、まさかの③が「本日は15時でクローズ」とのこと。昨日のマーライオンといい、とことんついてない。奥さんを連れてまた来てね、ということなのかも?!

仕方なく、代替案としてガーデンズバイザベイへ。ひときわ人が並んでいた「吊り橋」を体験してきました。

いざ登ってみると、かなり本格的。狭いし揺れるし、肩の高さくらいまでしかガードがついてないから携帯とか落としたら終了の感じ。ちょうど夜景に切り替わるタイミングで、展望台からとはいかなかったが夜景もちゃんと見られました。

そこから、ライトアップイベントのためルイヴィトン島を目指す。ちルイヴィトンより少し南側あたりが正面かと。ライトアップはしっかり楽しみました。水の色をライトで調節する技術はすごい。音楽とピタッとあって素晴らしい。

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観光も終え、無事にチャンギ空港着。T3にチキンライスの美味しい店が…という情報を得ていたので、ご飯食べてtax refundして、まだ時間あれば替えのシャツ(だいぶ汗かいたので…)を買って…とか考えていたが、実際は
・チキンライス店はどうやらイミグレ後みたい
・tax refundは別にT1でもできる
・シャツをUNIQLOで買う場合、T1になる
・現地通貨とez-linkの残額を使い切りたい
ということでT3をうろついていたがtax以外成果がなく、22時前にスカイトレインでT1へ。疲れたのでアーリーチェックイン(6レーン前のカウンター)してイミグレも通過しました。

あとはEz-linkの残高消費に7-11でポストカードと水を…と思いきや、
・Ez-link使えません
・この後手荷物検査あるけど、それまでに飲む?
と聞かれて気づきました。チャンギは変わった空港で、先にイミグレだけ済ませてあとから手荷物なんです。免税店とかで買った液体品がほとんど没収。ちなみにイミグレ後に買ったものは、500mlまでは密閉を条件に持ち込みできるそうです。

というわけで、ポストカードだけ買ってラウンジでごはん。帰路もラウンジが使える(現地のみ。乗り継ぎの羽田は不可)のがありがたい! 何よりシャワー浴びられるのが本当に助かる。

ラウンジでうとうとしながら日記を書いていたら時間になったので、いざ搭乗。

帰りはセンスなく、最前列(ビデオ見にくい…)の中央を取ってしまいました…。そして、いつかはビジネスに乗りたい気持ちが増しました。修行で貯めたマイルでアップグレードしようかな…

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以上、シンガポール放浪記でした。

何かのお役に立てば…いや立たない場合は備忘録として。